カンアオイの仲間ですが、葉も花も少し雰囲気が違います。全体に弱弱しさがありますね。かなり葉の生い茂る林の下草で、花はさらに地際に付けますから、羽を持つ昆虫とは関係を結んでいないようで、ポリネーター(花粉運搬者)はアリということになっています。
フタバアオイは歴史や民俗学などと絡められて注目される植物です。京の鴨川神社の御紋になっていたり、徳川の三つ葉葵紋はこの葉を3つデザインしたものとは良く知られていることです。「葵の御紋」の大元なんですね。
どうしてこの葉をそんな風に取り扱ったのでしょうか。最初の起こりに興味を持ちます。しかし、そういう思いが重ならなくても美しく味わいのある造詣であることには変わりありません。
越後でも自生を見ます。弥彦山塊など海岸に近いところで見られますが、長岡の東山丘陵など内陸部では見ていません。「アオイ」とついても、ウマノスズクサ科の植物でアオイ科ではありません。
どうしてこの葉をそんな風に取り扱ったのでしょうか。最初の起こりに興味を持ちます。しかし、そういう思いが重ならなくても美しく味わいのある造詣であることには変わりありません。
越後でも自生を見ます。弥彦山塊など海岸に近いところで見られますが、長岡の東山丘陵など内陸部では見ていません。「アオイ」とついても、ウマノスズクサ科の植物でアオイ科ではありません。