森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ウスバシロチョウ 吸蜜

2008年05月25日 | 自然観察日記
 ハルジョオンの花がお気に召しているようです。この日、全く別の場所でも数頭見かけました。環境は同じようで、人手の入らなくなった山裾の林縁です。小学校のころの記憶では、決して多い蝶ではなかった気がしますが、この日は「なんでこんなにいるのだ!」という印象です。
 数を減らしている種がある一方で、個体数を増やしている種があるといいます。ウスバシロチョウはそんな種なのかもしれません(山の荒れと連動している可能性がありますね)。シロチョウといってもアゲハチョウのなかまです。

ウスバシロチョウ

2008年05月25日 | 自然観察日記
 蝶を追っていた少年の頃を思い出しました。川口のサービスエリアの展望台です。目の前を1頭のウスバシロチョウがフワフワと優雅に舞っています。よく見ると、ハルジョオンの咲く辺りに何頭もの個体がフワフワ。
 当時、長岡の東山の個体と西山の個体に違いがあるという考えで、夢中になって採集して回っていたものです。