森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アオハダ

2008年06月10日 | 自然観察日記
 小さなうす緑色の正体はモチノキ科のアオハダの花です。見上げればアオハダの樹が枝を張っています。花もところどころに・・。
 長岡の東山丘陵にはごく普通の落葉樹で、幹の皮を剥ぐと緑色をしていますから「青肌」です。地味な花ですから、この時期にアオハダを見て喜ぶのはかなりの「オタク」でしょうか。でも、秋には赤い実を鈴なりにつけますから、なかなか素敵な樹ですね。

何の虫だろう?

2008年06月10日 | 自然観察日記
 枯葉の上に可愛い虫がいるのかな?いえいえこれは花が散って地面に落ちたものです。淡い緑色が綺麗ですね。少し暗いのと、小さすぎて僕のカメラではなかなかピントが合いません。
 地面に落ちているものを探求するのも面白いものです。それは、ただそこにあるのではなくて紛れもなくそこに息づいていた生き物の生活の跡。枯葉でもその自然を構成し、生きていた証です。そういう目で見ると、「枯葉」は「ミズナラの葉」に見えて来るんですよ。