森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

シャラの樹 2種

2008年06月18日 | 自然観察日記
 両種を比較すると、その違いが分かります。左がシャラノキ、右がヒメシャラ。いずれも落葉性のツバキです。ヒメシャラの方が花、葉ともに小ぶりです。シャラノキは新潟にも自生しますがヒメシャラは関東以西の太平洋側に分布する種です。ヒメシャラは少しパイオニア的な性質があるようで、荒れ地で幼木を見かけます。

ヒメシャラ

2008年06月18日 | 自然観察日記
 私の家にはヒメシャラという種もあります。若い頃、奈良の沢を歩いていたときに川原にあった20cmくらいの幼木を持ち帰って育てています。もう7~8m位に成長し、径10cmくらいの樹になりました。シャラノキと違って幹が赤くなります。
 静岡の奥山でヒメシャの林に出会ったことがあります。巨木はなかったものの赤い幹の林の幻想に感激した事があります。屋久島では曲がりくねった巨木がたくさんあってそれはそれは圧巻、凄い光景でした。でも、どうしてでしょうね。ヒメシャラはあまり庭木などには使われていません。幹の特性を楽しむには大きな樹にしなければならないからでしょうか。

シャラノキ

2008年06月18日 | 自然観察日記
 もうシャラノキ(ナツツバキ)が咲く時期なんですね。梢のほうには咲ききった花もあるのですが、手の届く範囲ではまだ半開状態です。最近人気の樹木で庭木、公園木あるいは街路樹に良く使われています。