クリの花が盛りになりました。白い穂状の雄花が樹の冠部に沢山つけていて遠くからでもその存在が分かります。臭いがありますから虫を引き付けるための虫媒花と考えられますが、風による受粉も可能ですから両刀使いというところ。
ところで、葉の付け根に丸いものが沢山ついています。いわゆる虫こぶでクリタマバチによって出来たものです。割ってみると幼虫が出てきます。昨年の夏頃、今年の芽が出来かけた頃に卵が生みつけられるのだそうです。クリタマバチのメリットは分かりますが、クリにとってのメリットは何もないようですから、両者の関係は「寄生」ということになります。
植物は昆虫を抜きにしては語れない存在ですが、両者の関係を見ていくのもまた興味の尽きないテーマですね。
ところで、葉の付け根に丸いものが沢山ついています。いわゆる虫こぶでクリタマバチによって出来たものです。割ってみると幼虫が出てきます。昨年の夏頃、今年の芽が出来かけた頃に卵が生みつけられるのだそうです。クリタマバチのメリットは分かりますが、クリにとってのメリットは何もないようですから、両者の関係は「寄生」ということになります。
植物は昆虫を抜きにしては語れない存在ですが、両者の関係を見ていくのもまた興味の尽きないテーマですね。