森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アカシジミ

2010年06月24日 | 自然観察日記
バラ園に1頭のシジミチョウ。中学生の頃、腎臓病を患い激しい運動が出来ないので体操部に入りたいと思っていたのに出来なかったため、蝶の世界に足を突っ込んでいました。その頃は中心はウスバシロチョウでしたがやがてシジミチョウに代わって行ったのですが、アカシジミは垂涎の蝶でした。アカシジミはコナラ林の林冠に舞うというイメージで、長い捕虫網でないと捕まえることが出来ないものでした。上空を飛んでいるものを悔しそうに眺めていたものです。長柄の捕虫網は私にとっては手の届かないものでしたからね。
そんな思い出のあるアカシジミが目の前のバラの花に止まっています。蜜を吸っている様子もないのですが、この辺りを行ったりきたりで私に見て欲しいといった風情。早速カメラに収めました。ウラナミアカシジミとともに大好きな蝶です。
(蝶の数え方は、1頭2頭と数えます)

ダイモンジセセリ

2010年06月24日 | 自然観察日記
トンボが沢山出てきてそれを追いかけるのですが、なかなか良い写真になりませんから後手後手に回っています。そんな中、ダイモンジセセリがちょうど良い具合にカメラに収まってくれました。ハルジョオンの花に訪れて吸蜜をしています。セセリチョウの仲間は蛾に最も形態が似ていますから蝶の中でも嫌われる部類になるのですが、その中でも蛾に似ていない方ですね。