コシノカンアオイの葉がかなり食害されています。この原因はギフチョウの幼虫が食べたもの。すぐ近くに黒い毛虫がそれです。時期からしてそろそろ最終の段階の幼虫ではないかと思います。さなぎになろうとしてカンアオイの葉から離れようとでもしているような感じです。ところで卵は少なくとも5・6個はこの葉に産み付けられたはずなのですが、この幼虫のほかには見当たりません。それに、カンアオイの葉は全て食べつくされていない当たりが好感を持てるところですね。
時期的なことと大きさからたぶん第5齢虫でこの次はさなぎに変態するのではないでしょうか。成虫には似ずややグロテスクかも。毛虫ですから引いてしまう方もおられるかも知れませんが、何もしませんよ。春の女神といってもてはやされるのですが、こんな時期もあるのです。