破間川沿いに立つミズナラの大木にホテイシダが沢山着生していました。このシダは深山性、それほど多いものではなく里山にはありません。落葉性のシダですから黄葉していました。シダの生態もさまざまで、地上性のものが多いとはいえ水生植物もあり着生植物もあるのです。どんな生き物でも多種多様な環境に匠に適応しているのですね。綺麗なシダです。
胞子のう(の集まった袋=ソーラス)は葉の上部に付くとされますが、この葉にはかなり下部まで付いていたようですね。ここからどれくらいの胞子が旅立ったのでしょうか。また。どれくらいの胞子が次の生活の場にたどり着いたのでしょうか。