ツルリンドウの液果 2010年11月17日 | 自然観察日記 リンドウの仲間は果(さっか)が多いなかで液果を作るツルリンドウはユニークな存在です。その液果の先端は雌しべがそのまま残り、先が2裂しています。この辺りの造形もなかなか面白いものです。花後、赤い実はかなり長い間見られますが雪が積もる頃には見かけなくなります。自然に腐敗するのでしょうか、それとも何かが食べるのでしょうか。食べてみてもほとんど味がしない果実です。