太平洋側に分布し日本海側には分布していないといわれるオオモミジが見られました。葉の裂片が中太りであまり鋸歯が目立たないのが特徴です。新潟県内にはヤマモミジが一般的ですが逆にオオモミジの生育するところには分布していないといわれています。オオモミジの葉は重鋸歯が目立ちます。
葉の表面のしわが優しいアサノハカエデ。5~7裂する葉の先は鋭くとがります。縁には細かな鋸歯があり、裏面に細かな毛が生えていることになっていますがルーペが必要です。低木で果実を確認することができませんでしたが普通に生育する種でしょう。新潟にもやや高海抜に行かないとみられませんが自生しています。