ハマボッス

海岸には定番のハマボッスです。「ホッス」は「払子」だそうで、塵や虫を払うのに使われていたのが仏具の一つになったのだそうです。花の雰囲気が似ているのでしょう。花の季節は終わり茶褐色の種子を放出した実が沢山付いています。しかし、葉はまだ生活をしていて青々としています。越年草ですから次の春にはこの株は枯死しているはずです。

ハマボッスの季節外れの花

１０月になろうとしているのにまだ花を咲かせているものがありました。こんなところも地球の温暖化を裏付ける事例なのでしょうか？

ハマボッスの果実

完熟した果実のようです。色は地味でも美しい造形をしています。まもなく先端に孔が開き中の種子が散布されます。サクラソウ科の植物です。

ハマボッスの若い個体

春発芽した個体でしょう。もう少し成長して、冬を迎えるためにロゼット葉を整えていきます。