先月の里山でのキノコ観察会で出てきたイグチの仲間を3種紹介します。これはやや大きめなニガイグチモドキ。比較的早く秋の初めころから見られる種で肉質はしっかりしていますが苦くて食べられないのだそうです。地味な色合いであまり目立たないキノコです。しかし、キノコ観察会となると「きのこ目」になるせいか小さなものや地味な色彩のものなどどんどん出てきます。
全種に似ていますが傘が緑色を帯びていてなかなか美しいイグチです。かなり大型になるイグチで苦みがないが食用には適さないとコメントがあります。個人的には観賞用で食べようという気がしないきのこです。それほど沢山発生するふうではありません。
前種に比べてやや小型のイグチ。栗褐色の傘をしているところから名づけられています。この種も頻繁に見る種ではなくキノコ観察会などを行うと見つけられて出てくるという感じです。食用にできるようですが、いまだ未経験です。色具合から美味しそうな気がしないわけではありません。