森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

キツネノエフデ

2017年11月10日 | きのこ・菌類
今年の夏から秋にかけて出会ったキノコを少しだけ紹介します。
これは山形で出会ったキノコです。キノコらしからぬ姿でまた美しい色彩の怪しいキノコです。「キツネ」という名前を配している意味合いが納得してしまう自分がいます。その後、里山でも確認していますから局所的な分布をしているキノコではありません。小さく軟弱で短命なキノコのようで食べるというような概念にははまりません。

ノボリリュウ(ノボリリュウタケ)

2017年11月10日 | きのこ・菌類
これも山形で見たもの。ノボリリュウ(ノボリリュウタケ)という勇ましい名前をしたキノコです。実は小さ目のキノコで色合いからもあまり目立たず目の前にあっても見過ごしてしまうこともあるキノコです。茎には深い溝があり傘はよじれ変形しているものですから、できそこないのキノコと言いたくなりますが、これはこれで必死で作り上げた造形。愉快です。

タマゴタケ

2017年11月10日 | きのこ・菌類
平標山の登山の中でタマゴタケに今年も出会いました。夏のキノコで7月頃に山地帯から亜高山帯にかけて発生します。美味しいキノコとされるのですが、同行者がたくさん居られたので今回は解説して記録写真を撮るにとどめました。それにしてもキノコを見ると足蹴にする方の多いこと。何とかならないものかと思います。食用に採集されるのならともかく、そうでないならそっとしておいていただきたいものです。