ニガナ属で紫色は珍しいと思い調べてみたら、ニガナ属でなくムラサキニガナ属という別属でした。県内の里山でときどき見かけるます。経験的に秋の県北を散策すると不思議と出会います。それも、あまり日当たりが良いところではなく林の中の草地や道の脇です。本州から九州にかけて分布する種とされますが、県内では中越や上越ではまだ気づきません。
この個体は村上の地で出会ったものでおそらく草刈りをされた後で再び伸びだしてきたもののような気がしますが、春から成長するとかなり高径になる種と思われます。群生するような種でもないようですから、県内ではまれな種ではないでしょうか。