森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ヤツデ

2017年11月26日 | 自然観察日記
上越市の大潟にある水と森の公園に立ち寄りました。何度か訪れている場所ですが晩秋の季節は今回が初めてです。ヤツデの木が目に留まりました。もともと西日本に自生するとされる木で新潟県にもともと自生している種かどうか怪しいのですが、ここの雰囲気では自生そのもの。庭木として多く栽培されている種、種子が運ばれて自生状態になったとも考えられます。

チャ

2017年11月26日 | 自然観察日記
水と森の公園の散策路の切通しの上に白い花を見つけました。チャの木です。チャは大陸から入った植物ですから、人の生活がここにあったようです。この公園のかつての姿は茶畑などがあったのでしょうか。放棄された茶畑から生き延びたチャが藪の中で花を咲かせているという景観です。

チャの花

2017年11月26日 | 自然観察日記
チャはツバキの仲間。サザンカ同様冬に咲く花。よく知られた茶ですが、花となるとあまり見ないのではないでしょうか。最近の帰化植物ではなくヤツデ同様県内にも古くから移入されいつの間にか定住していると思われる種はどれくらいあるのでしょうか?。