公園の一角の草地に小さな花。ネコハギが花を咲かせていました。大きな群落を作るようなことはないのですが、一角だけつるを出しながら繁茂しています。とはいっても草丈は低くうるさいほど繁茂することもなく野草としては優しい感じです。特に珍しい種ではありませんが、こういう花に目を向けてほしいものと思います。私が案内したらそれとなく気づかせるようにしています。
須坂の豪商の館を訪れて庭を見学していると、順路から外れた片隅に気になる樹形の樹がありました。少し失礼して木の傍に行きまじまじと観ると、どうもクワの木に見えます。シダレのクワなど想像もしていませんからちょっとした驚きです。家に帰って調べると長野県ではかなり普通に栽培されているということを知りました。シダレクワの並木道などもあるのだそうです。(上田市?)
クワの樹高は3mほど。まだまだ知らないことが世には多くあるものだと再認識。マグワの系統なのでしょうか、新潟で見ているヤマグワの形質は出ていないようです。詳細は分かりませんが機会があったら調べることにします。