チシマネコノメソウとしてまとめられていた種ですが、ミチノクネコノメソウとして区別されることが多くなっているようですからそれに従います。県内の分布は全体的に多い種ではないのですがヤマネコノメソウよりは広くホクリクネコノメソウよりは偏ったように見える種です。特に中越や上越の浅い山地などには少ないようです。
今回はホクリクネコノメソウを観察する中でミチノクネコノメソウが混在していることに気づきました。単独で生育している場合はよほど注意していないと見過ごしてしまうかもしれません。右下のやや大型の黄色い株がホクリクネコノメソウです。