トウダイグサ科の山野草の中では比較的一般的なナツトウダイです。一般的といっても県内では分布は偏っています。これは弥彦山塊の山麓部で見かけたものですが、新潟県内ではざっくり北に偏って見られるようです。北といっても信濃川の右岸で長岡や魚沼あたりにも記録はありますが柏崎や上越方面には知られていません。
トウダイグサのポイントは杯状花序の腺体にあります。雨模様で花序に雨粒が当たっていてはっきりしませんが、腺体の三日月形の形状はよくわかります。ナツトウダイの特徴です。春に花が咲くのですがなぜナツトウダイなのでしょうね?