ゴンドラを降りてすぐに目の前に広がる斜面はスズランが植栽されている場所です。スズランは入笠山のシンボル的な花になっていました。もちろんこの斜面は冬はゲレンデになります。この左側に周辺に自生している高山植物などを集めてある場所がありました。
近づいてみると赤い実がたくさん見られました。花は見慣れていても果実は知らない人も多いのではないでしょうか。なかなか綺麗な実で観賞用には適しているようです。ただ、この実は有毒でそれなりの毒性があるとか。決して口にするようなことはしないことが肝要です。
こんな言葉があるのか分かりませんが、働きを終える最後の姿です。スズランは中部の亜高山以北の主に草地に見られるキジカクシ科スズラン属の多年草です。新潟県内には唯一平標山で報告されているくらいで馴染みのない種ですが、長野の例えば菅平あたりに行くとごく普通に見られます。