落ち葉を剥がして出てきたのがカメムシです。カメムシタケに侵されて菌糸束がいくつか伸びています。最も長い菌糸束、つまり子実体の柄を誤って折ってしまいました。濡れた落ち葉の重なりが複雑で余計な力が加わったようです。
全体が繋がっていいる写真を撮りたかったのですが不覚にも折ってしまい並べて撮ることしかできません。過去にいくつかの冬虫夏草をみる機会がありましたが、比較的多くあるといわれるもののカメムシタケは初めてです。これもキノコの一種。カメムシに依存して生きているキノコ・・。自然界は実に不思議な世界です。