森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

マルバフユイチゴ(コバノフユイチゴ)

2021年10月27日 | 自然観察日記

スカイラインからの当間山山頂までの散策路はほぼブナ林に覆われています。ブナ林の林床は植生が貧弱ですすがところどころ小沢があったりギャップがあったりで少しばかり変化にとんだ場所ばありました。そんな一つにマルバフユイチゴが繁茂している場所があり赤い綺麗な実をたくさんつけていました。別名コバノフユイチゴ。


マルバフユイチゴ(コバノフユイチゴ)の葉

2021年10月27日 | 自然観察日記

名前の通り葉は5cmほどの円形をしています。新潟県内では佐渡と本土側の山地に見られます。しかし、分布は限られていて新発田~村松地域と魚沼の群馬県境あたりに見られる種です。当間山は後者に該当する分布域になります。