半寄生植物と言われるコシオガマが丘陵公園の一角に自生しています。もともと自生していたというより工事に基づいて移入してきた種のようで新たに道路を作り開園したエリアに近い場所で見られます。秋の花の少なくなる季節に咲く種でその後の推移を観察していますが、急激な増殖をするような気配は今のところありません。一時は外来の帰化種かと誤解していた時期もありましたあが、県内では広く日当たりのよいところで自生していることが分かりました。広く分布が見られるようですが、低海抜地域に自生していて高所には見られないようです。
食用にされるウラベニホテイシメジと間違えて採集されると考えるのですが、今年見た個体は私も間違えそうな大型で質感もそっくりな個体がありました。ただ茎の充実ぶりが足らない感じでしたからクサウラベニタケと判断しました。間違えやすいキノコだということを体感しました。そういうこともあると考えて私はウラベニホテイシメジも食用にはしていません。眼力がまだ十分でないと心得ています。
チチタケも今年多く発生しているキノコの一つです。傷をつけると白い乳液を出します。栃木県ではチタケと呼び大変人気があるキノコですが新潟ではあまり知られていません。新潟はなんといってもアマンダレ(ナラタケ)ですね。