森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ハイカグラテングダケ

2018年10月23日 | きのこ・菌類
巨大なハイカグラテングダケに出会いました。500mlのペットボトルを並べてみましたからその大きさが分かります。これほど大きいハイカグラテングダケは私も初めてで大いに驚きです。

タヌキマメ

2018年10月22日 | 自然観察日記
新潟では自生はあるのかはっきりしませんが雪国植物園に植栽されていました。かつて、丘陵公園の湿地の改良工事があった際外部から移入したと思われ柄うタヌキマメが一株発生しましたが一年で消滅。一年草ですから種子が形成されなかったようです。東北南部以西の日当たりのよい山野に自生する種とされますから、県内に生育していても不思議はありません。これは開花前の花が閉じている状態です。暖かくなると開花します。

タヌキマメの花

2018年10月22日 | 自然観察日記
開花するまではマメ科の花と気づきにくいのですが、花は蝶形花。青い色が際立っていますから強い印象が残ります。前項のつぼみが陽の光を受けて開花したもの。

カレバツネタケ

2018年10月21日 | きのこ・菌類
しばしば出会うキノコです。ふつう群生するように発生しますから目につきやすいものです。やや肉色をした傘をしていて周囲は線条が見られます。食用のキノコとしては扱いません。

ウスヒラタケ

2018年10月21日 | きのこ・菌類
コナラの枯木にたくさん発生していたウスヒラタケです。カンタケと呼ばれるヒラタケはふつう遅いキノコですが、ウスヒラタケはそれより早く発生する傾向があります。

エチゴトラノオ

2018年10月20日 | 自然観察日記
夏に柏崎近辺の海岸で観たエチゴトラノオが雪国植物園で咲いていました。多くの個体が果実の時期でしたがまだ開花中の個体もあり貴重な花を再びじっくり観察することができました。北陸地方から東北地方の日本海側の海岸に自生する多年草で、高さは1m近くになります。新潟県では準絶滅危惧種で特別地域内指定植物です。生育地は限られていてとても貴重な種です。

ノササゲ

2018年10月19日 | 自然観察日記
秋の丘陵公園は春に比べとても静かです。まだ暑さも残り花の種類も減っていることもあり散策路はひっそりした感じです。そんな中ところどころノササゲの花が咲いていました。これも木の葉の陰になっていたりして注意していないと見過ごしてしまいます。ユキツバキの群落地などに発生していて木に絡みながら生育しています。