昨夜は雨の祭礼だった。神社の山車はビニールに覆われたが、山車の曳き手はずぶぬれになりながら集落の国道を歩くのだった。しかもその担い手は、集落では宝である小中学生とそれをサポートする青年会だ。
公民館前にさしかかると、小中学生のかけ声が大きくなるのがなんともけなげだ。こうした山車を曳く力がこれからの過疎を切り拓いていく力になればと願う。ささやかな過疎の祭りには、都会の祭りにはない忘れられたおだやかな日本が息づいている。
公民館前にさしかかると、小中学生のかけ声が大きくなるのがなんともけなげだ。こうした山車を曳く力がこれからの過疎を切り拓いていく力になればと願う。ささやかな過疎の祭りには、都会の祭りにはない忘れられたおだやかな日本が息づいている。