山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

森林伐採ツアー

2009-10-19 13:35:35 | 行事
一昨日、地元の農家と建設会社が主催する「森林伐採ツアー」に参加した。
参加者は横浜在住の約40人の親子だった。行政を介在せずにこれだけの参加者を組織するのはたいしたものだ。都会と森を結ぶこうした集いは今後ますます重要になっていく。
 杉と檜ばかりの人工林ながら、林縁を見ると意外に種類豊富な植物が生きている。「アキハギク」の発見はその一つだ。また、「ヤブムラサキ」と「ムラサキシキブ」とか「サンショウ」と「イヌザンショウ」とが近くに仲良く自生・同居していたのも大発見だ。こういう組み合わせに出会うのはじつにラッキーだ。
 ほんの少し歩くだけで世界は深まる。硬直しているように見える世界の中にもじつはそんな光る希望のようなものがあるように思う。これからもなんの変哲のない人工林に生きる植物や昆虫に注視していくとともに、がんじがらめの人間社会のシステムや人間群像の中からも希望を見つけられるようになりたいものだ。
コメント (2)
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