山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

瑠璃色が映えるノブドウ

2009-10-30 20:38:27 | 植物
 中山間地のノブドウはヤブガラシと同じく相手の植物を上から占拠してしまうので、やっかいものになってしまいます。
 しかし、葉の形といい、実の色具合といい、ツルで伸びた容姿といい、なかなか絵になるブドウ科植物です。都会の散歩で私はよくこのノブドウに石垣のスキマなんかで出会ってしばし惚れ込んだものです。とくに、果実の瑠璃色がいいですね。
 浮世絵や北斎さらには近く来日するフェルメールの絵など、大金をはたいて使用した絵の具の「ブルー」(宝石を砕いた岩絵の具)を想起してしまいます。

 葉も切れ込みが深いので、「キレハノブドウ」にちがいありません。
 漢方では関節痛によいとされ、また、二日酔いや生活習慣病改善のサプリメントになっていたり、ノブドウ茶などの活用もあるようです。

 庭のノブドウを刈り取り、飾りつけようとするのですが、その容姿を活かした形がなかなかできませんでした。
コメント (2)
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