山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

巡礼と旅行の石塔

2012-03-01 20:49:57 | 石仏・石造物
残雪は道路際にわずかとなった。
 残念ながら、膝は寒さのためか変形性関節炎に泣き、いよいよ高齢者資格合格となった。
 運動が唯一のリハビリなので、路地裏探検となる。

 しばらく歩くと、「奉拝礼/四国西国・秩父坂東供養塔」と刻まれた石塔にあう。
 四国の88箇所以外の西国・秩父・坂東は33箇所の札所がある。
 観音様は33種に変身することで、そのすべての像を巡礼するというわけだ。
この札所めぐりを達成すると記念に「供養塔」を建立するらしい。


                   

 右面には「月山・湯殿山・羽黒山」の三社の名前も刻印されている。
 左面は「江戸・大山」への道標となっている。

 ムラはずれにあるこの「供養塔」に拝礼すれば、札所のすべてを回ったことになるのかもしれない。
 旅行じたいが命がけの当時にあっては、旅行そのものが閉塞を破るエネルギーだったのだろう。

 歩数計は1万歩を越えた。
  
コメント
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