山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ペットのような狛犬

2012-03-13 20:04:49 | 石仏・石造物
 神社の狛犬調査では「三遊亭円丈」が日本では第1人者であることを以前テレビで見たことがある。
 彼によれば、中国から伝わった「唐獅子」が日本では多様に変化していったという。
 つまり、中国では左右の獅子は相似形であるが、日本では、右が獅子・口が「ア形」・メス、左がイヌ・口が「ウン形」・オス、というパターンが一般的だそうだ。

                

 浜松市春野町の蛭子(ヒルコ)神社の狛犬は、表情が人懐っこい。
 左右とも獅子の形のようだ。

 右の「ア形」の獅子は、びっくりして「えっ!」という顔をしている。
 悪いことをして叱られているときの表情とも見える。

 左の「ウン形」の獅子は、ご主人様の命令に対して「そんなことできないよー」というような表情をしている。
 
 狛犬のルーツである守護神ライオンとしての任務が希薄である。
 飼い犬をモデルにしたかのような現代風な狛犬だ。
 石工の温和な性格が出ているのかもしれない。

 きょうの午前中は、水源近くの林道の道普請。
 生コンを流してみんなでならしながらの肉体作業。
 長靴やズボンがコンクリートで固まってしまうー。
 欠席しても文句がでないほどの穏和なつきあいがいいね。
 尖った人間関係がないのがなんとも素晴らしい。
 
コメント
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