わが家の茶畑を管理している新ちゃんが朝早くから草刈機で道草山の雑草を刈っている。お茶に影ができてしまうと生育が遅くなるということだ。素人目にはよくわからないがプロの目は鋭い。折から、断続的に雨が降っているにもかかわらず作業を続けている。
大雨の時はさすがに中断していたが、終わるのに3日間ほどかかっている。とくにツル植物がやっかいだという。しかも、斜面での草刈り作業は平地のそれより3倍ほど疲れる。オイラがやるとつい草刈機を振り回してしまうが、新ちゃんは冷静に少しずつ刈り取っているのが音でわかる。いずれにしても、これを一人でやり抜いていく気力に感銘してしまうが、本人は意外にケロッとしている。