夜になって未だ暑さは下がらない。エアコンのないわが家は扇風機が生命線だ。その扇風機になんとバッタがやってきた。
バッタはわが家では常連の「ウマオイ」がやってきたのだ。スイッチョンと鳴くので別名のほうが有名だが、まだ鳴き声は聴いていない。やっぱり炎夏の暑さに閉口しているらしい。
プロペラが回っているので手足や髭を伸ばすと危ないよ、と話しかけたいが日本語はわからないみたいだ。でも、慎重に歩き始めているのはわかる。
オイラはと言えば、数日前から奥歯が傷んでぷっくり腫れてしまっていたが、薬を飲んできょうの朝にはやっと腫れが収まった。午後に歯医者に行く。台風の直撃はまたも避けられたがそのぶん灼熱の熱波はわが家にも畑にも影響をもたらす。そんなとき、好奇心の強いウマオイが扇風機にあたりに来るとは想定外だ。