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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

武速神社が4社もあるって?

2019-03-22 21:56:03 | 歴史・文化財
 天竜にある国道の側道に「大平(オイダイラ)」という地区がある。浜北区にも同名の「大平」があるので気になっていた。たまたま時間があったのでその側道を闖入してみる。すると、すぐに「武速(タケハヤ)神社」があった。「武速神社」と言えば坂上田村麻呂の将軍杉で有名な「下百古里(シモスガリ)」にもある。さっそく「大平」の石造の鳥居をくぐってみると、鳥居には「昭和29年9月吉日」と「氏子安全」の字が刻印されていた。


    
 いかにも田舎らしいこじんまりした拝殿があった。屋根はしっかりした瓦葺。この「横川」地区には同名の「武速神社」が4社(「上百古里/下百古里/光明/大平」)もあるという。
なぜこんなにもあるのか謎だが、戦前の軍国主義・国家神道の需要に押されてあやかったものなのだろうか。

         
 「大平」の神社は、「下百古里」のパターンと似ていて、正面に背の高い杉と拝殿、裏に本殿が鎮座している。境内はきれいに清掃されていて地元から大切にされているのが伝わってくる。有名な「下百古里」の神社は来訪者が多いせいかやや荒れた感じがする。   
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