山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

朝採り野菜もそろそろ選手交代

2012-09-10 20:03:31 | 農作業・野菜
 8月中はキュウリ・ナスの収穫に暮れたと言ってもいいくらい、今年は豊作だった。
 毎朝の朝採り野菜は、キュウリ・ナスだけでも各10本は確実。

 とても二人家族では食べきれない。
 しかし和宮様の奮闘で、知り合いにお裾分けしたり、漬物として保存したり、バリエーションある調理を重ねたりした結果、スムーズに「処理」されている。

 そろそろ、キュウリもナスも結実が遅くなり、その代わり、ピーマン・オクラ・パブリカ・ヘチマ・モロヘイヤなどが多くなってきた。

 
 いっぽう、想定外で芽を出してきて、ついにはサツマイモを席巻するほどに大きくなってしまった「ハスイモ」群落が待っている。
 調理方法がよくわからなくてつい手が出ないが、じゅうぶん収穫できるのだ。

 農的生活とは、野菜といういのちのパワーに追われる生活でもある。
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フウセンカズラの愛をあなたに

2012-09-09 20:20:47 | 植物
   風船カズラ(ムクロジ科)の実がいっぱいつきました。
 花より風船状の実を楽しむんですね。
 それにもう一つの理由があるんです。

 この風船をそっと割ってみると、黒い果実が三つ入っているのです。
 その模様を見てみると、ハート型。
 この模様を見るとホッとしてしまう優しさを秘めているんですね。
 フウセンカズラがじっくり用意した愛をあなたに!

                 
 雑草に占拠された花壇のなかにいつのまにか「キンミズヒキ」(バラ科)の花を発見。
 花言葉が「感謝の気持ち」。
 自然の恵みといい、中山間地に住む人の穏やかさといい、てきぱき野菜を食卓にのせてくれる和宮様といい、「人生の楽園」のさなかに存在していることに日々感謝しています。
 まさしく、「フウセンカズラ」と「キンミズヒキ」を捧げます。
 合掌。
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畑に咲くカクトラノオ・タカサゴユリ

2012-09-08 22:23:07 | 植物
 テッポウユリのような「タカサゴユリ」。
 この中山間地ではよく見られる花でもある。
 ヤマユリとまではいかないにしても、なかなか上品だ。
 雑草に紛れて毎年意外な所に出てくるのも楽しみの一つだ。

                
 川崎の庭から移植した植物だが、シソ科らしく茎が四角になっている。
 花言葉が「望みの成就・達成」ということらしい。
 それならば、雑草支配地にカクトラノオを配置したいな。

                      
 ヘチマの花が盛んで、キュウリと同じく毎日のように実ができてくる。
 昨日はヤキソバの野菜としてキュウリくらいの大きさの実を利用。
 結構いける。

 となりの集落のお茶が全国の品評会で2位になった。
 今年の春にお茶の手摘みの応援に行っていたので大変嬉しい。
 わが家のお茶も全く同じ肥料を使っている。
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メスのショウリョウバッタはたくましい

2012-09-07 19:05:58 | 生き物
      
 精霊流しの精霊船に似ているという「ショウリョウバッタ」。
 オスは小さいがメスは大きくドッシリとしている。

           
 幼虫がイネの害虫として嫌われている「イチモンジセセリ」。
 後ろの翅の白紋4個が一列に並ぶ。
 前の翅は白紋が半月状にきれいに並んでいる。

                   
                         
 アブラゼミの抜け殻が草をしっかりとかかえていた。
 土があればいのちの変容のドラマが展開されているんだ。

 緑の地球は土があるからこそ成り立つ。
 人間も土があるからこそいのちを持続できる。   
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野菜のファーストレディーはオクラの花

2012-09-06 21:00:24 | 農作業・野菜
 緑に囲まれた畑でひときわ目立つオクラの花。
 今日の夕飯もこのネバネバがうまい。
 野菜の中ではいちばん美しいとされる花でもある。

 

 その近くには、「花オクラ」とも言われる「トロロアオイ」の花も競演している。
 こぼれ種が畑の思わぬところで花を咲かす。
 こんな存在になりたいものだ。
 朝が見所で、夕方にはしぼんでしまう。
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暗躍するイノシシくん お手柔らかに

2012-09-05 21:04:57 | できごと・事件
 裏の道草山の草刈りを始めた。
 栗がそろそろ落ちてくるからだ。

 栗の樹の近くを草刈りしてみたら、なんと、穴だらけだった。
 深さが30cmくらいの穴が15ほどあった。
 敵はもう準備完了なんだ。

         
 畑の近くでもイノシシが穴を掘ってお泊りしたような跡があった。
 姿が見えないが完全にわが家はイノシシに包囲されている。

                

 いっぽう、畑そのものもイノちゃん以外からもいろいろ被害が出ている。
 マクワウリは熟す前から食べられている。
 これは最近やたら多くなったカラスかもしれない。

                      
 最後にと楽しみにしていたエダマメが完全になくなっていた。
 防虫網をしていたのに。
 どうやら、地下から侵入したらしい。
 
 畑がにぎやかになってくると、動物も昆虫もにぎやかになってくる。
 コンクリートジャングルではなくネイチャージャングルの出現か。
 
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イノシシくんお先にサツマイモ収穫しました

2012-09-04 21:27:34 | 農作業・野菜
 イノシシが来ている痕跡があるこのごろ、はらはらする毎日が過ぎていく。
 試しにサツマイモの一株を掘り出してみた。
 やや小振りだが、いけそうと判断。
 約半分ほど掘り出した。

 「イノシシくん、お先にいただきまーす。」
 今回は追肥や土寄せも不十分なままほったらかしだった。

                     
 久しぶりに庭で焚き火をする。
 天候が定まらず、ふとんや洗濯物を干したり、引っ込めたりの一日だったので、腹いせに焚き火を行う。

 おかげで庭のゴミや散乱する端材とか、畑のトウモロコシの切り株等をきれいにすることができた。
 お昼はシャケやソーセージを焼き、温かいコーヒーを淹れる。
 夕方には、ジャガイモを茹でて夕飯の主食とした。

 橙色の大きな月が小さくなった焚き火を照らす。
 蝉から交代したバッタたちの声が秋を奏でている。
 

                
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やっとパブリカ・キャベツ収穫

2012-09-03 21:04:25 | 農作業・野菜
 やっと、パブリカが色付き、収穫となった。
 カボチャみたいな厚いピーマンといった外観。

 味はまあまあだが、甘さがもう一息というところ。
 毎日のように和宮様がカメムシの駆除をしてくれている成果でもある。

                   
 キャベツも夏の暑さで枯れてしまうのではと心配していたほど元気がなかったが、ズッシリ重いキャベツとなった。

 バッタが防虫網の中をいつのまにか侵入して、外側の皮は穴だらけにしたが充分食べられる。
 味はそこそこだがまだ納得の域には達していない。

 キュウリは曲がる形が多くなってきて、そろそろ収穫の終盤戦に向かっている。
 新しい畝づくりに着手。
 昨日は秋大根の種を撒く。

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バジルソース(ジェノベーゼ・ペースト)作りに徹する

2012-09-02 20:39:51 | 食彩・山菜・きのこ
 畑のバジルがだんだん大きくなってきたので、和宮様は「バジルソース」づくりに日夜奮戦する。
 なにしろ、生葉だけで3.4kgもあったのだ。

        
 松の実やナッツ類を炒める。
 冷房設備がないわが家は猛暑でのガス利用は覚悟がいる。
 高価な松の実1kgはなかなか入手できなくてインターネットで購入。

                  
 生葉・塩胡椒・オリーブオイルと木の実類を混ぜてフードプロッセサーにかける。
 それも「クイジナート」の大型でやると、家庭用機器の4倍くらいの効率で攪拌できる。

                        
 チャック付きの袋に入れて板状にしてから冷凍庫に入れる。
 十数枚のペーストが冷凍庫を満杯にする。
 これで娘の好きなスパゲティーはバッチリ。

夜中のこと。
 天井裏で音がする。
 忍び足だ。音からしてネズミではない。
 コウモリはこのところ出没しなくなったが、その代わりなのだろうか。
 布団叩きで壁を叩き脅してみたが、驚く様子や逃げる様子はない。

 そのうちに、音はしなくなったが、睡眠は保障してくれよな!

                         
 

                

               
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茶園の援農に行く

2012-09-01 21:27:16 | 市民活動・まち育て
 磐田市にある茶園の施肥作業の応援に行く。
 耕運機と肥料を軽トラに乗せて7人のサムライが出発。
 急峻な里山に粋の良い茶園があった。

        
 照りつける太陽の下で茶の畝に肥料を撒き、耕運機で表土と混ぜる。
 みんな滝のような汗をにじませている。
 それでも楽しそうにてきぱき動くのは、むかし青春を謳歌した世代だからでもある。
 言うまでもなく、団塊の世代前後のおじさん・おばさん連ということだ。
                    
                      
 耕運機のあとをレーキで整地して作業は終わる。
 農薬を使わないで一番茶だけを収穫しているという。
 そのせいか、わが家の茶樹より病気が少なく色艶も良い。

 一人で作業していると滅入ってしまうが、人海戦術だと短時間で終了する。
 こうした援農システムをもっと創造的に導入していくと荒廃していく茶園を食い止められそうだ。
 そうした茶園の管理運営に着手した勇気が素晴らしい。
 

       
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