一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』…柄本佑、三浦透子の演技が秀逸な傑作…

2018年04月25日 | 映画
私が、末井昭著『素敵なダイナマイトスキャンダル』(北宋社・1982年刊)を読んだのは、 本が刊行された翌年(1983年)くらいではなかったか。 1970年代末から1980年代前半にかけて、 椎名誠を筆頭に「昭和軽薄体」(くだけた喋り口調の饒舌な文体)の本が流行っており、 末井昭の『素敵なダイナマイトスキャンダル』も、 「昭和軽薄体」の作家達(椎名誠、嵐山光三郎、東海林さだお、南伸坊、篠原勝 . . . 本文を読む