一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……キンラン、キエビネ、シュンラン、チゴユリなどが咲いてたよ……

2018年04月22日 | 登吾留山


ここ数年、
近くの山で十分に楽しめることが判ったので、
あまり遠出をしなくなった。
60歳を過ぎ、人生の残り時間を考えるようになり、
片道2時間~3時間(往復4時間~6時間)もかけて遠くの山に行くのが、
「モッタイナイ」と感じるようになったのだ。
山岳会に所属している時に、九州内のほとんどの山は登っているし、
もともと「○○百名山」というようなものには興味も関心もないので、
徐々に「近くの山」中心の登山スタイルに変化させてきた。

近くの山であれば、
登山口までの移動の時間がほとんどないので、
朝早くに歩き出せば、午前中に、歩行時間6時間くらいの山行はできる。
午後は、映画を見に行ったり、図書館に行ったり、コンサートに行ったりと、
一日二毛作を実践している。

今日も、一日二毛作を実践すべく、
朝早くに車で家を出て、近くの里山へ行った。


近くの山に何度も通っていると、
これまで「なにもない山」と思っていた里山が、
案外「豊かな山」であることが判ってくる。
遠くの山まで出掛けなくても、
近くの山にも美しい花が咲いているのだ。
ここ数日、「暖かい」というより「暑い」日が続いているので、
もうそろそろキンランが咲いているのではないだろうか……
そう考えて、キンランが乱れ咲く山へ行くことにした。


おっ、咲いてる~


ズーム。


ひとつ見つかると、次々に見つかった。




いいね~


太陽の光を浴びて輝いている。




なんて美しいんだろう。


以前、この山で、キンランの株を数えたことがあった。


100株までは数えたが、それで止めた。


キリがないからだ。


それくらいたくさん咲いている。


この写真が、今日のベストかな。


まだ蕾の方が多いので、


これからも大いに楽しめそうだ。


ヒメハギを見ながら、


さあ、次の山へ行こう。


次の山では、ホウチャクソウが出迎えてくれた。


この山での目的は、チゴユリ。


もう、すでに、たくさん咲いていた。


嬉しい!


本当に可愛い花だ。


いいね~


ミツバツツジや、


ヤマツツジも咲いている。


シュンランや、


フデリンドウもたくさん咲いている。


おっ、キエビネだ~


他にもないか探すと、
「あった~!」


今日も「一日の王」になれました~


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