一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

作礼山 ……青空に映える紅葉と、パノラマ展望岩からの遠望を楽しむ……

2019年11月07日 | 作礼山

11月6日(水)
作礼山の秋の花もほぼ終わったこともあって、
作礼山に登山者は少ないのではないかと考えた。
で、静かな山歩きを求めて、
作礼山に向かったのだった。

9合目登山口駐車場に到着すると、
予想通り、一台の車もなかった。
(山を歩いているときには誰にも会わなかったし、戻ってきたときも一台の車もなかった)
ゆっくり歩き出す。
木洩れ日が美しい。


今日も作礼山を独り占めだ。


池の周囲の木々も紅葉を始めていた。


管理棟へ続く道も、紅葉が始まっていた。


いいね~


ミヤマシキミの赤い実を見ながら、


作礼山山頂へ。




唐津方面を眺めると、水平線がはっきり見えた。


東峰へ続く美しい道をたどり、


途中から左折して、池へ下りる。
池を横切る道を歩いていると、


紅葉した葉があったので、撮っていると、ふと思う。
〈これって、柿の葉だよね!〉


と、横を見ると、柿の実が……
この道は何十回と歩いているが、
柿の木があったとは……今の今まで気づかなかった。


ここからは、作礼山の紅葉した木々をご覧あれ。


遠くの山に行かずとも、
近くの山でこれだけの紅葉が楽しめるのだ。




目が痛くなるほどの紅葉。


青空を背景にすると一段と映える。


林の中に入り、見上げる。
喬木の紅葉も美しい。


紅葉と黄葉の競演。


素晴らしい!


林の中をゆっくり歩いて行く。


首が痛くなるほどに見上げる。


美しい!


たっぷりと紅葉を堪能することができた。


秋の花はほとんど終わっていたが、
僅かに残っていたキッコウハグマや、


アキノキリンソウが目を楽しませてくれた。


897ピークの方へも足を踏み入れる。


こちらの木々も色づき始めている。


黄葉や、


紅葉。


ブナの木は、


まだ黄葉していなかった。


897ピークに到着。


その先にも行ってみる。


秋を感じつつ、


パノラマ展望岩へ。


こちらは奥作礼方面。


右に目を転ずると、雲仙や多良山系の山々がはっきり見えた。


佐賀平野の彼方には、小岱山も見え、


なんと、由布岳まで見ることができた。


今日も一日の王になれました~

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