一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鬼ノ鼻山 ……裏山散歩で、素晴らしい展望と、シュンランの花芽を楽しむ……

2024年01月12日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


1月11日(木)

もうそろそろシュンランの花芽が見られる頃だと思い、
裏山(鬼ノ鼻山)散歩することにした。

中腹の天ケ瀬ダムから天山を望む。
今日は雲がかかっているので、天山山頂からの展望は得られないだろう。


ダム湖の水位は低いままだ。


いつものように“憩いの森”からとりつく。


冬木立の中を歩いて行く。




途中、サザンカのトンネルのある遊歩道と合流する。


この遊歩道のサザンカの花は、もうほとんど終わっていた。


ゆっくり登って行く。




“鬼の展望台”に到着。


天山、


八幡岳と女山(船山)、


黒髪山系の山々も眺められる。




一旦下って、登り返す。


鬼ノ鼻山では、
2016年より「『孔子の里』トレイルランinたく」という催しが実施されており、
トレランで訪れる人も増え、縦走路が踏み固められて、滑りやすくなっている。
道沿いに貴重な花も咲くのだが、年々少なくなってきている。


鬼ノ鼻山山頂に到着。


山頂より“鬼の展望台”を望む。


有明海の方を見ると、幻想的な風景が眺められた。


遠くに虚空蔵山が見えた。


九州のマッターホルン。


“鬼のテラス”へ移動する。




ここからの眺めも素晴らしい。




かすかに雲仙も眺められた。


“みはらしの丘”まで下ってきて、


ここでも眺めを楽しむ。


もう終わっていると思ったサザンカの花が、
縦走路ではまだ咲いていた。




しばらく歩いてサザンカの花を楽しむ。




この後、シュンランの群生地へ。
探すと、やはり花芽がもう出ていた。


嬉しい。


2024年はまだ始まったばかりだし、冬のド真ん中だが、
山では春の準備が着々と進んでいた。


「早く、早く!」


まだたくさんの花をつけたサザンカの木や、


蝋梅の花を見ながら下山した。


今日も「一日の王」になれました~


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