一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

金立山(東南尾根ルート~正現社ルート) ……まだまだ楽しめる低山の紅葉……

2023年12月06日 | 金立山


12月5日(火)

金立山の紅葉の素晴らしさを知ったのは、今から14年前のことになる。(コチラを参照)
当時の山仲間から教えてもらったのだ。
東南尾根ルートもそのときに知った。
そのときのレポ(2009年11月26日)の最後に、
私は次のように記している。

金立山がこれほど魅力的な山だとは、正直これまで思っていなかった。
佐賀市郊外のありふれた山……くらいにしか認識していなかった。
知られざるルート、
豊富な植生、
稀少な花々……
今日は、金立山の奥深さを教えて頂いたような気がする。
お母ちゃん、リーフさん、ミーちゃん、ミーpapaさん、yanさん、kazuさん、本当にありがとうございました。
人生の楽しみがまたひとつ増えました。


以来、この時期になると、ほぼ毎年、同じルートを歩いて紅葉を楽しんでいる。

……そうして、今年も金立山へやってきた。

金立公園の中のコスモス園駐車場に車を駐め、出発。
午前10時過ぎだというのに、駐車場には1台の車もなかった。


高速道路の高架に絡まっている蔦が美しく紅葉していたのでパチリ。


メタセコイアの並木も紅葉していた。




いやはや、素晴らしい。


この紅葉だけでも十分に満足できたが、
紅葉狩りはまだ始まったばかりだ。


「金立公園 いこいの広場」へ、
ツワブキの花を見ながら入って行く。


この「金立公園 いこいの広場」の紅葉がちょうど見頃を迎えていた。


今日は「晴れ時々曇り」の予報であったが、
ちょうど陽が差してきて、色づいた葉が美しく映える。




素晴らしい。






存分に楽しんで、


東南尾根ルートの入口へ。


イノシシ侵入防止柵を開けて入る。(必ず閉めてチェーン掛けすること)


色づいた葉を見ながら、ゆっくり登って行く。




標高が上がると、常緑樹が多い雰囲気の好い道に変わる。




サザンカの花も見頃を迎えている。


黄葉も見られるようになってくる。


サザンカの花の黄葉のコラボ。


いいね~


やがて、私の好きな場所「シダ植物群生地」に到着。


見事に群生していて、美しい。


黄葉とシダ植物とのコラボ。


東尾根との分岐点にさしかかり、


ここは左の東南尾根へ。


いきなりの急登。


なだらかな場所もあるが、


再びの急登。


あえぎながら正面登山道に出る。


ここから直登ルートを登り、


山頂直下の鳥居に到着。


ひと登りで金立山山頂へ。(標高501.8m)
ここまで誰にも会わなかった。


今日は紅葉が目的なので、すぐに下山開始。
正現社ルートへ。


急ぎ足で下って行く。


正現岳山頂(標高333.7m)を通過。


展望台の周囲の木々も色づいている。


この岩は人の手で切られたものだろうか?


正現社ルートを逸れて、紅葉の森へ。


美しい紅葉を見ながら下って行く。


素晴らしい。




しばらく陽が差していなかったが、
太陽の光が紅葉を輝かせる。




何度も立ち止まり、見上げる。








圧巻の紅葉。




言葉が出てこない。




己の語彙の乏しさに呆れる。


しばし立ち尽くす。


存分に楽しんで、


25番に下りてきた。
今日も「一日の王」になれました~


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