一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……(遅ればせながら)バイカイカリソウが咲き始めたよ……

2018年02月21日 | 登吾留山


今日は公休日であったが、
何かと忙しい一日で、
寸暇を縫って近くの里山を歩いてきた。
まず向かったのは、セリバオウレンの群生地。
もうたくさん咲いていて、早くもピークを迎えていた。


でも開き始めのものもあって、


もうしばらくは楽しめそう。


近くの里山でセリバオウレンを見ることのできる“幸せ”をかみしめる。


ずっと見ていても飽きることがない。


本日のベストショット。


次に、バイカイカリソウの早咲きが見られる場所へ移動する。
今年の冬は寒い日が続いていたので、
〈まだ咲いていないかもしれない……〉
と思ったが、1株だけ咲いて私を待っていてくれた。


極端に早く(1月に)咲く年もあるが、
今年は平年並み(2月に開花)かな。
それでもバイカイカリソウの一般的な開花時期(4~5月)よりはかなり早い。


以前は、この早咲きのバイカイカリソウを紹介するとき、
“登吾留山”ということで、
花の写真だけでは味気ないと思って、
ダミーの“風景の写真”を掲載していたのだが、
珍花ハンターたちが、このダミーの風景の場所を特定し、
訪れているという情報を友人から知らされた。
このダミーの風景の場所は、A神社の周辺なのだが、
はっきり言って、早咲きのバイカイカリソウが咲く場所は、A神社の周辺ではない。
(まあ、A神社周辺も、他の場所よりは早く咲くには咲くが……)


珍花ハンターたちを惑わせないように、
今回からは、花の写真のみにする。


誰でも、
バイカイカリソウが咲く山に、1月、2月に何度も登れば、
どこかの山でいつかは早咲きの花に逢えるのではないか……と思うのだが、
如何。

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