足のアクシデントでしばらく山登りができないので、映画を見に行った。
知人が、この映画を薦めてくれたのだ。
「エンドロールのバックに映る北アルプスが素晴らしい」と。
「じゃ、本編の方はどーなんだ!」と思わずツッコミを入れたくなったのだが、とにかく見に行くことにした。
映画が終わった後のエンドロールを見ることを目的に映画に行くのは初めてだった。
ストーリーはというと――
厳冬の北アルプスを登る、一人の男。
かつて世界中の戦場を駆けめぐり、生と死の現実を写し続けたカメラマン・西崎優二は、戦場でのある出来事に深く傷つき、追い討ちをかけるように妻も失くしてしまう。
病気の妻を顧みなかったことで自分を責め、今は山中で一人、星空へ向けシャッターを切り続ける毎日。
いつもの様に空へカメラを向けようとした時、轟音と共に空を駆け抜けていく赤い光。
思わずシャッターを切る西崎。
赤い光は、そのまま山の向こうへと消えていった―――。
「総理、緊急事態です。」
内閣総理大臣・渡良瀬隆文の耳に突然飛び込んできたのは、米軍の戦略爆撃機、通称“ミッドナイトイーグル”が北アルプス上空で消息を絶った、という極秘情報だった。
渡良瀬は国家安全保障会議を緊急招集、雪山戦闘に即応する自衛隊の特別部隊を編成し機体回収へと向かわせた。
だが彼らを待ち受けていたものは……。(本映画の公式ブログより引用)
キャストは――
大沢たかお(西崎優二)
竹内結子(有沢慶子)
玉木宏(落合信一郎)
吉田栄作(佐伯昭彦)
石黒賢(宮田忠夫)
袴田吉彦(冬木利光)
藤竜也(渡良瀬隆文)
斎藤健介(大森南朋)などなど…
大沢たかおと竹内結子以外は、ちょっと弱いかな?
というのが正直な私の感想。
玉木宏は、NHKドラマ『氷壁』のロケで冬山を経験しているのでキャスティングされたのかな?
で、見た感想はというと、そこそこ楽しめました!
竹内結子が美しかった。
美しいと評判だった映画『春の雪』のときよりも、こちらの方が美しかったかも…。
大人としての美を感じた。
俳優では北朝鮮工作員役の波岡一喜が良かった。
映画『パッチギ!』でも在日朝鮮人役を好演していたが、この映画でも脇役ながら存在感があった。
この波岡一喜の恋人・チヘを演じた金子さやかも、セリフはほとんど無かったが、なかなかだった。
で、北アルプスの風景はというと――
一瞬だったが、竹内結子が穂高駅から眺める山並みが素晴らしかった。
途中にも、所々に山岳風景が挿入されているので、それも楽しめた。
そして、いよいよエンドロール。
ミスチルの音楽に乗って、空撮された冬の北アルプスが映し出される。
槍ヶ岳、穂高連峰などが次々と現れては消えてゆく。
陳腐な表現だが、まるで鳥になったよう……。
なんだか、ずっとエンドロールを見ていたいような感じだった。
なのに、エンドロールが始まると、誰もが席を立って出ていく。
「おいおい、ここが一番の見せ場なんだよ!」
と思わず声をかけそうになる。
私は、映画の中で、ワンカットでも素晴らしい場面があると、見て良かったと思う(主義)。
だから、『ミッドナイト イーグル』は見て、「良かった!」。
蛇足だが、大沢たかおと玉木宏が着ているアルパインクロージング・ジャケットがモンベルのものだった。
私もこの冬、モンベルのジャケットを買いたいと思っているのだが、果たして……
知人が、この映画を薦めてくれたのだ。
「エンドロールのバックに映る北アルプスが素晴らしい」と。
「じゃ、本編の方はどーなんだ!」と思わずツッコミを入れたくなったのだが、とにかく見に行くことにした。
映画が終わった後のエンドロールを見ることを目的に映画に行くのは初めてだった。
ストーリーはというと――
厳冬の北アルプスを登る、一人の男。
かつて世界中の戦場を駆けめぐり、生と死の現実を写し続けたカメラマン・西崎優二は、戦場でのある出来事に深く傷つき、追い討ちをかけるように妻も失くしてしまう。
病気の妻を顧みなかったことで自分を責め、今は山中で一人、星空へ向けシャッターを切り続ける毎日。
いつもの様に空へカメラを向けようとした時、轟音と共に空を駆け抜けていく赤い光。
思わずシャッターを切る西崎。
赤い光は、そのまま山の向こうへと消えていった―――。
「総理、緊急事態です。」
内閣総理大臣・渡良瀬隆文の耳に突然飛び込んできたのは、米軍の戦略爆撃機、通称“ミッドナイトイーグル”が北アルプス上空で消息を絶った、という極秘情報だった。
渡良瀬は国家安全保障会議を緊急招集、雪山戦闘に即応する自衛隊の特別部隊を編成し機体回収へと向かわせた。
だが彼らを待ち受けていたものは……。(本映画の公式ブログより引用)
キャストは――
大沢たかお(西崎優二)
竹内結子(有沢慶子)
玉木宏(落合信一郎)
吉田栄作(佐伯昭彦)
石黒賢(宮田忠夫)
袴田吉彦(冬木利光)
藤竜也(渡良瀬隆文)
斎藤健介(大森南朋)などなど…
大沢たかおと竹内結子以外は、ちょっと弱いかな?
というのが正直な私の感想。
玉木宏は、NHKドラマ『氷壁』のロケで冬山を経験しているのでキャスティングされたのかな?
で、見た感想はというと、そこそこ楽しめました!
竹内結子が美しかった。
美しいと評判だった映画『春の雪』のときよりも、こちらの方が美しかったかも…。
大人としての美を感じた。
俳優では北朝鮮工作員役の波岡一喜が良かった。
映画『パッチギ!』でも在日朝鮮人役を好演していたが、この映画でも脇役ながら存在感があった。
この波岡一喜の恋人・チヘを演じた金子さやかも、セリフはほとんど無かったが、なかなかだった。
で、北アルプスの風景はというと――
一瞬だったが、竹内結子が穂高駅から眺める山並みが素晴らしかった。
途中にも、所々に山岳風景が挿入されているので、それも楽しめた。
そして、いよいよエンドロール。
ミスチルの音楽に乗って、空撮された冬の北アルプスが映し出される。
槍ヶ岳、穂高連峰などが次々と現れては消えてゆく。
陳腐な表現だが、まるで鳥になったよう……。
なんだか、ずっとエンドロールを見ていたいような感じだった。
なのに、エンドロールが始まると、誰もが席を立って出ていく。
「おいおい、ここが一番の見せ場なんだよ!」
と思わず声をかけそうになる。
私は、映画の中で、ワンカットでも素晴らしい場面があると、見て良かったと思う(主義)。
だから、『ミッドナイト イーグル』は見て、「良かった!」。
蛇足だが、大沢たかおと玉木宏が着ているアルパインクロージング・ジャケットがモンベルのものだった。
私もこの冬、モンベルのジャケットを買いたいと思っているのだが、果たして……