一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鎮西山・登吾留山 ……アマナが咲き始めました……

2013年02月21日 | その他・佐賀県の山
今日は、鳥栖方面に用事があったので、
鳥栖に行く途中にあり、
しかも短時間で登頂できる、鎮西山と登吾留山に登った。

まずは鎮西山(標高200m)。


麓には、第一駐車場、第二駐車場があり、
それぞれ、かなり広い。


鎮西山は、山頂まで車道が通じている。
案内板と車道の間に、登山口がある。


ここから登り始める。
案内板には、こう記してあった。
「鎮西山は、わが上峰町の名山である。
鎮西山がいつ頃からその名で呼ばれるようになったかは明らかではないが、
その名の由来として、伝説によれば、
平安時代末期の武将・鎮西八郎と称した源為朝が、
この山頂に城を築いたので、鎮西山と呼ばれるという。(後略)」



すぐに分岐に出合う。
ここは右へ。


車道に出るので、


車道を横切って、ここから登る。


よく整備された登山道であるが、
一段一段が大きくて、歩きにくい。


この分岐は直進。
帰りに「もみじ谷」を通って、この右の道から戻ってくるつもり。


再び車道を横切る。


しばらく登ると、左側に展望台がある。
しかし、周囲の樹木が育っているためか、展望はよくない。


登山道にはベンチがたくさんある。(笑)


なかなか好い雰囲気。


ここを登りつめると、山頂。


山頂に到着。


鎮西山山城と為朝伝説。


鎮西山の魅力は、雄大な展望にあるのだが、
今日は遠望がきかない。


残念。


車道を下山路とする。


左手に、「櫓石」(やぐらいし)がある。
かなり大きな石だ。


昔、「日本野鳥の会」の人と、観察会で、鎮西山に登ったことがある。
「日本野鳥の会」の人が案内して下さったのが、
登山道ではなく、この車道(とは言っても車はほとんど通らないが……)。


この車道沿いでは、野鳥が多く見られるとのこと。
特に、冬は、葉を落とした木が多いので、野鳥観察には適しているのだそうだ。


この山には、
メタセコイアや、


ラクウショウの木もあった。


鎮西山キャンプ場の横を通る。


このキャンプ場には、宇宙船(円盤?)のようなバンガローがあった。(笑)


五万ヶ池を左に見ながら下って行く。


この池の名の由来は、ちょっと恐い。(笑)


ここから左(もみじ谷)へ。


秋には素晴らしい紅葉が見られるだろう思った。


往路に登った道に出合う。
ここから左へ。


車道に出るので、ここからは左折して、


車道を下って行く。


登山口に着いた。




登吾留山へ移動する。
梅が満開だ。


梅の花と菜の花のコラボ。


小川の傍には、


オオイヌノフグリや、


ホトケノザや、


ナズナの群落が……


スミレや、


セントウソウも咲いている。


そして、アマナ。


アマナも咲き始めた。


今はまだ数輪だが、
すぐにこの丘は、
アマナの花でいっぱいに満たされるだろう。

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