一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳の春 ……ヤマルリソウ、ホソバナコバイモ、ユリワサビが咲いているよ……

2015年03月15日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
今日は、町内行事「彼岸の道づくり」で、
早朝より、町道の除草などをやっていた。
9時半頃に帰宅し、着替えて、10時頃に車で家を出た。
向かった先は、八幡岳。
八幡岳にもそろそろ春が訪れているのではないか……と考えた。

スタートは、蕨野の棚田。


ハートも見えるかな?


キブシや、


アオモジがたくさん咲いている。


フキノトウも、あちこちで見かけた。




まずは、「私の好きな場所」へ。


雰囲気の好い道を歩いて行くと、


岩壁が立ちはだかる場所に出る。


ここには、石清水が湧きでている。






苔むして、湿った岩壁には、ユリワサビがたくさん咲いている。






ネコノメソウもたくさん。




岩壁に囲まれたこの場所にいると、なんだか落ち着く。




いいね~


わずかながらオオキツネノカミソリも咲く。


奇岩を見ながら、歩いて行く。






不思議な根をもつ木があった。


多良山系を思わせる場所を抜けると、


オオキツネノカミソリの群生地に入り込む。


7月下旬から8月上旬に咲く花も美しいが、
この時期の「葉」のみも美しい。


人がいないのも、イイ。




私だけの世界。




八幡岳山頂に到着。


ここからの展望はよくないので、
展望所の方へ移動する。




船山(女山)の向うに見えるのが天山。
雲に隠れていて、残念。


作礼山はよく見えた。


今日は、3時間ほど八幡岳を楽しむことができた。


最後に、今日出逢った花を少しだけ……
まずはホソバナコバイモ。
開花が例年よりも遅れ気味だが、たくさん咲いていた。


でも、保護色になっているので、
よ~く見ないと見つからないかも……


いいね~


葉が開くまえのホソバナコバイモ。


朝方雨が降ったので、水滴を纏っている花もあった。


美しい~


八幡岳にも“春の妖精”が舞い降りてきてたよ。


セントウソウも咲いていたけれど、


驚いたのは、ヤマルリソウ。


数は少なかったが、咲いていたのでビックリ。


今日も「一日の王」になれました~


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