一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

残雪の天山 ……美しい林と、ツクシショウジョウバカマとフキノトウとマンサク……

2020年02月22日 | 天山・彦岳
2月21日(金)

3日前(2月18日)に雪山の天山に登って以来、
晴れの日が続いていたので、
麓から見る天山に雪はなかった。
そうなると、
ツクシショウジョウバカマやマンサクの咲き具合を確かめたくなり、
またまた天山へ向かったのだった。

雪はないと思っていたのだが、
雪はまだかなり残っていた。
一日中、陽当たりの好い場所は、完全に雪は融けていたが、
そうでない場所には残雪があった。


普通の林であるが、
残雪があり、そこに陽が差して、木々が雪の上に影を落とすと、


そこに“美”が生まれる。


野ウサギの足跡が可愛い。


ツクシショウジョウバカマの群生地に行ってみると、
雪にも負けずに、咲き始めていた。




開花したものもあった。


いいね~


蕾が割れて、蕊が顔を出したもの、


開花寸前のもの、




すでに開花したもの、


それぞれに美しい。


雪割りフキノトウも見ることができたが、


陽当たりの好い場所では、もう沢山のフキノトウを見ることができた。




マンサクは、前回来たときよりも、花がかなり増えていた。
嬉しくなる。


マンサクの語源は明らかでないが、
早春に咲くことから、
「まず咲く」「真っ先」が変化したという説がある。


その説を信じたくなる嬉しさであり、楽しさだ。


天山の自然は、
いつも私に生きる力を与えてくれるし、


私の人生を豊かにしてくれる。


今日も「一日の王」になれました~

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