一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

テント泊で楽しむ傾山② ……朝陽に輝く岩尾根と、山頂からの素晴らしい展望……

2015年10月05日 | その他・佐賀県外の山
10月4日(日)

ゆりさん、ちょここさん、スローライフさんの3人は、
黒仁田から登って来られたので、
今日は、傾山山頂で御来光を拝み、
九折越に戻ってきて、テントを撤収して、下山するとのこと。
よって、午前4時に、傾山山頂めざしてテン場を出発された。

私とヤスさんは、朝食を摂り、
テントを撤収し、
午前5時48分に、テン場を出発した。
今日は、傾山に登頂した後、
三ツ尾コースで下山する予定。


6:09
歩き始めてしばらくしたら、
太陽が姿を現した。


ゆりさんたちは、今頃、山頂で、
美しい御来光に感動されているに違いない。


私たちも、歩きながらではあるが、素晴らしい御来光を拝むことができた。




6:17
標高1400mを通過。


前方に岩尾根が見えてくる。


美しい林の中を抜けて行く。


6:50
標高1500mを通過。


岩場が多くなり、険しくなってくるが、


岩場の所々にアキノキリンソウが咲いていて、
疲れを癒してくれる。


急坂を喘ぎながら登って行く。


足を止めたヤスさんが、
祖母山へと連なる山脈を眺めている。


この先で、下山して来られるゆりさんたちに会った。
御来光と、素晴らしい展望を楽しまれたようだ。
朝陽に輝く笑顔が、それを物語っていた。
昨夜のお礼を言って、お別れした。


岩尾根の山岳美を楽しみながら登って行く。




黄葉も見られるようになってきた。


祖母山がずっとこちらを見ている。




7:26
傾山山頂に到着。




ヤスさんにカメラを預け、
先端の岩場まで行って、撮ってもらう。




ここからの眺めは本当に素晴らしい。


どこまでも続く山々。


そして、祖母山。


抜群の存在感だ。


彼方に見えるのは、


くじゅう連山だ。


大崩山群方面も美しい。


大展望を堪能した後、
7:39
傾山山頂を出発。


秋色を楽しみながら下って行く。




シコクママコナや、


リンドウも咲いている。


祖母山が見送ってくれている。


大きなサルノコシカケを発見。
前回来たときも見たような……


8:14
三ツ坊主コースとの分岐にさしかかる。
今回は、右の迂回コースへ。


ヒメシャラの木が多い林の中を抜けて行く。


8:40
水場に到着。


しばし休憩の後、
美しい小さな滝や、


苔むした岩などを見ながらゆっくり歩いて行く。


9:30
三ツ坊主コースとの合流点に到着。
ここで休憩していた人と、しばし談笑。


9:39
出発。
美しい尾根道を下って行く。


9:55
大白谷への分岐がある三ツ尾を通過。


10:54
登山届の箱のある林道に出る。


林道を横切り、さらに下って行くと、
このような看板がある。


観音滝の上部を通過。


しばらく歩くと、観音滝が見えてくる。
一直線に落ちる落差75mの滝は迫力がある。


もうすぐゴール。




11:38
駐車場に到着。




2日間にわたる素晴らしい山行であった。
天候にも恵まれ、
ゆりさんたちにも出逢うことができ、
満天の星や、
山頂からの大展望も楽しむことができた。
すべてに感謝。

車で上畑まで来ると、
傾の山々が見送ってくれていた。


石橋群や、


東洋のナイアガラ(原尻の滝)を見ながら、帰路に就いた。




最後に……
ゆりさん、
ちょここさん、
スローライフさん、
ありがとうございました。
また、いつか、どこかの山で……

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