![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/fb/d65449db01471c786cdd5145f1e44e73.jpg)
今年も残り一週間ほどになった。
今年も何だかアッと言う間に過ぎ去ってしまったような気がする。
仕事のみの一年だったら、それこそ空しさイッパイの一年になっていたことだろう。
だが、私には「山」があり、「本」があり、「映画」があった。
毎日が「一日の王」だった。
特に「山」に関しては、すこぶる充実した一年であった。
今年の山行日数は、前回までで78日。
今年は、今日を含めてあと2回を予定しているので、年間山行日数は80日になる(ハズ)。
過去最高の年間山行日数だ。
さて、今日も、佐世保に行く前の朝駆け登山をしよう!
今日は、鬼ノ鼻山から聖岳を往復縦走することにした。
縦走路にはサザンカが咲き乱れているかもしれない……
……そんな期待を抱きつつ、家を出た。
外には霧がたちこめていた。
私が住む町は盆地にあるため、よく霧が発生する。
こんな日は、山頂から雲海が見えるかも……
急ぎ足で山頂に向かう。
山頂直下には、落ち葉が敷きつめられた斜面に、裸木の美林が広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5c/2b20dac0c4e61bcbda47ac99c54c0fcf.jpg)
まず鬼の展望台があるピークに向かう。
眺めは鬼ノ鼻山山頂より展望台の方が優れているからだ。
〈おお、やはり雲海だ!〉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ac/b2b9274b67218fb2de8ae340627d8be7.jpg)
遠くに霞んで見えるのは、八幡岳と船山(女山)。
幻想的な風景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/1a756ea7a15b4308df1fde96a370e830.jpg)
展望台から縦走開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fb/43a1a6c3952c0a76c0f8f381ae3038df.jpg)
思った通り、縦走路にはサザンカがたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0d/265157e83441b861575cab5b04fd7539.jpg)
赤い花や、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c7/7261acca5e05ac4b2d9b3ae6f19c99fd.jpg)
ピンクの花。
美しい~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/76/573db4c38d05dce1f6422d799837d0a9.jpg)
この鬼ノ鼻山から聖岳への道は、けっこう素敵な縦走路だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9c/216aee1aeedff1f38219eeee78329781.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/0a293b51e0e579df42104d41df62e0be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/5d89dc4d22402d3003ff37d8757f5590.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/00/e35c8116c316f7ede8978bced515a80f.jpg)
464.4mの二等三角点を通過する。
三省堂の『日本山名辞典』では、聖岳の標高を464mとしている。
だから、辞書的には、ここが聖岳山頂ということになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/37/2a41aae31ee696c8cc18b765491dab73.jpg)
だが、この三角点の背後には、「二子山」の標識が……?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/88/ec77ab4504a73586f30d2a089af4af78.jpg)
この三角点から林道に下る途中には、クスノキの群生林がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/66/444e7898ab5faf9dc772e0557fa00974.jpg)
この美しいクスノキの林の中を歩いていると、一瞬、今が冬であることを忘れてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d3/55379b7b29c46f10bd64a8e6c11f680c.jpg)
一旦林道へ下り、そこから聖岳へ登って行くと、右側にクヌギの林を見ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/55/d74ad79b12c6bbfcb49a150bd587f815.jpg)
先程のクスノキと違い、こちらは葉がない。
まさに冬木立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/fb/d65449db01471c786cdd5145f1e44e73.jpg)
鬼ノ鼻山から聖岳まで歩いて来て、
サザンカの「花のある林」、
クスノキの「葉のある林」、
クヌギの「葉のない林」
などを見てきたのだが、ふと、
〈樹木が最も美しい季節は、ひょっとすると冬かもしれない〉
と思った。
木々の間から、さっきまで歩いていた稜線が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1e/f9ef7d1847475a88676a943b4bf291c8.jpg)
聖岳山頂には誰もいなかった。
展望は、霞んでいてよく見えなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d1/cdfba6d4621cda88a429f969efac6f11.jpg)
佐世保へ行く時間が迫っていたので、急いで今来た道を引き返す。
縦走路を軽快に歩き終え、棚田などを見ながら麓まで下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/04/bdd10e744f5e69855cc3c6e7fdf6c70b.jpg)
山里にはまだ霧が立ちこめていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c2/f0f4c024b5fe6313bcdf49beaf951e54.jpg)
車道の脇にもう菜の花が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/711170162b3f22d5962ab01c8a0ba711.jpg)
菜の花の花の部分をよく見ると、霧に濡れたせいか、水滴がたくさんついていた。
その水滴を見ていたら、一所懸命咲いている菜の花の汗のように思えてきた。
今年も何だかアッと言う間に過ぎ去ってしまったような気がする。
仕事のみの一年だったら、それこそ空しさイッパイの一年になっていたことだろう。
だが、私には「山」があり、「本」があり、「映画」があった。
毎日が「一日の王」だった。
特に「山」に関しては、すこぶる充実した一年であった。
今年の山行日数は、前回までで78日。
今年は、今日を含めてあと2回を予定しているので、年間山行日数は80日になる(ハズ)。
過去最高の年間山行日数だ。
さて、今日も、佐世保に行く前の朝駆け登山をしよう!
今日は、鬼ノ鼻山から聖岳を往復縦走することにした。
縦走路にはサザンカが咲き乱れているかもしれない……
……そんな期待を抱きつつ、家を出た。
外には霧がたちこめていた。
私が住む町は盆地にあるため、よく霧が発生する。
こんな日は、山頂から雲海が見えるかも……
急ぎ足で山頂に向かう。
山頂直下には、落ち葉が敷きつめられた斜面に、裸木の美林が広がっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/5c/2b20dac0c4e61bcbda47ac99c54c0fcf.jpg)
まず鬼の展望台があるピークに向かう。
眺めは鬼ノ鼻山山頂より展望台の方が優れているからだ。
〈おお、やはり雲海だ!〉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ac/b2b9274b67218fb2de8ae340627d8be7.jpg)
遠くに霞んで見えるのは、八幡岳と船山(女山)。
幻想的な風景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/e1/1a756ea7a15b4308df1fde96a370e830.jpg)
展望台から縦走開始。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/fb/43a1a6c3952c0a76c0f8f381ae3038df.jpg)
思った通り、縦走路にはサザンカがたくさん咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/0d/265157e83441b861575cab5b04fd7539.jpg)
赤い花や、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/c7/7261acca5e05ac4b2d9b3ae6f19c99fd.jpg)
ピンクの花。
美しい~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/76/573db4c38d05dce1f6422d799837d0a9.jpg)
この鬼ノ鼻山から聖岳への道は、けっこう素敵な縦走路だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/31/e884278d8e146276b2fe061256700ff3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/9c/216aee1aeedff1f38219eeee78329781.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/0a293b51e0e579df42104d41df62e0be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/ef/5d89dc4d22402d3003ff37d8757f5590.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/00/e35c8116c316f7ede8978bced515a80f.jpg)
464.4mの二等三角点を通過する。
三省堂の『日本山名辞典』では、聖岳の標高を464mとしている。
だから、辞書的には、ここが聖岳山頂ということになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/37/2a41aae31ee696c8cc18b765491dab73.jpg)
だが、この三角点の背後には、「二子山」の標識が……?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/88/ec77ab4504a73586f30d2a089af4af78.jpg)
この三角点から林道に下る途中には、クスノキの群生林がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/66/444e7898ab5faf9dc772e0557fa00974.jpg)
この美しいクスノキの林の中を歩いていると、一瞬、今が冬であることを忘れてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/d3/55379b7b29c46f10bd64a8e6c11f680c.jpg)
一旦林道へ下り、そこから聖岳へ登って行くと、右側にクヌギの林を見ることができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/55/d74ad79b12c6bbfcb49a150bd587f815.jpg)
先程のクスノキと違い、こちらは葉がない。
まさに冬木立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/fb/d65449db01471c786cdd5145f1e44e73.jpg)
鬼ノ鼻山から聖岳まで歩いて来て、
サザンカの「花のある林」、
クスノキの「葉のある林」、
クヌギの「葉のない林」
などを見てきたのだが、ふと、
〈樹木が最も美しい季節は、ひょっとすると冬かもしれない〉
と思った。
木々の間から、さっきまで歩いていた稜線が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/1e/f9ef7d1847475a88676a943b4bf291c8.jpg)
聖岳山頂には誰もいなかった。
展望は、霞んでいてよく見えなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/d1/cdfba6d4621cda88a429f969efac6f11.jpg)
佐世保へ行く時間が迫っていたので、急いで今来た道を引き返す。
縦走路を軽快に歩き終え、棚田などを見ながら麓まで下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/04/bdd10e744f5e69855cc3c6e7fdf6c70b.jpg)
山里にはまだ霧が立ちこめていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/c2/f0f4c024b5fe6313bcdf49beaf951e54.jpg)
車道の脇にもう菜の花が咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/66/711170162b3f22d5962ab01c8a0ba711.jpg)
菜の花の花の部分をよく見ると、霧に濡れたせいか、水滴がたくさんついていた。
その水滴を見ていたら、一所懸命咲いている菜の花の汗のように思えてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/1d/a6cb94e9488f19297bb5bedfcdec4b29.jpg)