一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ホソバナコバイモやセントウソウがやっと咲き始めた……

2022年03月11日 | 天山・彦岳


3月10日(木)

一週間前の3月3日に天山に登ったときは、
マンサクは咲き始めていたものの、
稜線にはまだ花は咲いていなかった。
このところ暖かい日が続いているので、
もうそろそろホソバナコバイモが咲き始めているのではないか……と考えて、
またしても天山に登ってみることにした。

まずは散歩道へ。
フキノトウは数を増していた。




いいね~


だが、マンサクは、一週間前とそれほど変化はなかった。




もっと黄色いリボンが増えていると思ったが、


まだ、まばらな感じ。


ということで、天山山頂へ。


晴れてはいるが、霞んでおり、遠望はきかず。




稜線散歩へ。






ハート石の所から左折し、


いつもの場所へ。


こんな風景を見ながら珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


さて、花探索へ。
なかなか見つからなかったが、
やっとセントウソウを見つけた。




「仙洞草」と書き、
名前の由来はわからないとされているが、
早春に、他の花に先んじて咲くことから、
「先頭」という意味の名前が付いたという説もある。


天山でも、この花が先頭を切って咲き出す。


天山で、ホソバナコバイモが真っ先に咲き出す場所へ行ってみると、
嬉しいことに、姿を現していた。


こちらにも、


こちらにも、次々に見つかった。


ペアのホソバナコバイモ。


こちらも、ペア。
左側の蕾は、まだ上を向いている。


こちらは、カルテット。
4つの株、判るかな?


春は遅いと思っていたが、
ゆっくりと、着実に、春は近づいていたのだ。


今日も「一日の王」になれました~

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