今日、3月5日は、啓蟄(けいちつ)。
「啓」は「開く」、
「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味で、
「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。
土も温まり、虫だけでなく、春の植物も顔を出す頃なので、
今日は、
昨年整備した、天山の「オオキツネノカミソリの第一群生地」を見に行くことにする。
その前に、山頂を踏んでおこうと思い、
天川登山口から登り始める。
ゆっくり登って行くと、
フキノトウが出迎えてくれた。
春を感じたのも束の間、
水溜りには氷が張り、
プチ氷瀑もあって、
春は「まだまだ」と思わされた。
いつもの場所でパチリ。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
花のない時期なので、誰もいなかった。
あめ山ははっきり見えたが、
遠望は利かなかった。
稜線散歩へ。
霜柱ができており、寒い。
どこまで行っても、花は見かけず、
彦岳が美しく見える所まで行って、引き返す。
いつもの場所で、こんな風景を見ながら珈琲タイム。
本日の「天山南壁」。
いいね~
山頂に戻って、
オオキツネノカミソリの第一群生地へ向かう。
群生地に着いてみると、
思ったよりも多く葉が出ていた。
昨年、この一帯を整備したからだろう、
昨年よりも多く葉が出ているような気がする。
嬉しくなる。
苔むした岩の間にもオオキツネノカミソリの葉が出ている。
多良岳や井原山を彷彿とさせる風景。
これだけ葉が出ていれば、
今年の夏が楽しみだ。
近くには、
コチャルメルソウや、
ユリワサビが咲いている。
ヤマネコノメソウを撮っていると、
その葉先にツララが……
カワイイ。
ツクシショウジョウバカマも咲き始めていた。
探すと、美しく咲いた花もあった。
いいね~
フキノトウもたくさん顔を出している。
そして、セントウソウ。
咲き始めは、
薄紫色の雄蕊が美しい。
大好きな花だ。
マンサクも花の数を増していた。
嬉しい。
今日も「一日の王」になれました~