一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

海抜0メートルから登る「アクロス山」 ……心癒される都会のオアシス……

2015年01月18日 | その他・佐賀県外の山
今日は福岡へ行く用事があったので、
かねてより登りたいと思っていた山(?)に登ってきた。
もうすでにネット仲間が数人登っておられるので、
御存じの方も多いと思うが、
そのアクロス山とは、アクロス福岡の建物だ。
ただ登っても面白くないので、
「一日の王」のタクとしては、
やはりアクロス山にも、
海抜0メートルから登るべきであろうと考えた。(笑)

早朝に家を出て、
8:15
アクロス福岡に到着。


アクロス山の概要を把握しておく。


ルートはこんな感じ。
登山口が二つあり、周回できるようだ。


入山の時間規制もあるようだ。


アクロス山の高さや、
階段の数も書いてあった。
※ちなみに、アクロス福岡が建っている場所の標高は4mなので、アクロス山の標高は64mということになる。


アクロス山を、東側から眺める。


いいね~


朝日も入れて……パチリ。


鋭鋒って感じ。


どこをスタート地点にするか迷ったが、
ベイサイドプレイス博多埠頭の先端にある、
櫛田神社浜宮からスタートすることに決める。


アクロス福岡から櫛田神社浜宮まで歩いて行き、


8:52
櫛田神社浜宮を出発。








アクロス山に向かって、ゆっくり歩いて行く。




博多ポートタワーが応援してくれている。


山もイイけど、海もイイね~


階段があったので、


ここで登山靴を海水に浸す。




アクロス山は、スニーカーでも登れる山だが、
わざわざ登山靴を履いてきた。
この登山靴は、メレルの「モアブミッド ゴアテックス」。
そう、「海抜0メートルから登る剱岳」のときに履いていたもの。


一見、通れないように見えるが、
歩行者用の通路がちゃんとある。


日曜日の朝なので、静かだ。


那の津大橋の横を通過。


海鳥が、街の外灯に……


大黒橋を渡る。






橋の上から見た風景。


アクロス山が見えてきた。


水に浮いている街のように見える。


水鳥もたくさんいた。


アクロス山はもうすぐ。


鋭鋒が見えてきた。


いいね~




滝が出迎えてくれた。


9:30
東側登山口に到着。


登り始める。


階段には小石がびっしり埋め込まれていて、
見た目もイイし、歩きやすい。


この案内板はというと……


「アクロス山へようこそ」


ゆっくり登って行く。


都会のど真ん中にある山だけど、


沢があり、


滝もあり、


池もある。


こんな感じで切り取ると、
本当の山にいるようだ。






歩き疲れたら、ベンチもある。


山頂が近くなってきた。


9:51
山頂への扉に到着。


山頂に立てるのは、
土、日、祝日のみで、
10:00から16:00の間だけ。


10時になるまで、
こんな風景を見ながら待つ。


10:00
警備員さんがやってきて、
山頂への扉が開かれる。


そして、登頂。
アクロス山の山頂はこんな感じ。


ちょっとした草原もある。(笑)


西側には、油山が見えた。


北側には、能古島や志賀島、


本日の出発地点も見えた。




東側には、
若杉山から三郡山、宝満山へ続く稜線が見える。


街並みの向うには、四王寺山も見えた。


10:10
下山開始。
西側登山口の方へ下って行く。


日曜日というのに、誰にも会わない。


贅沢な空間だ。


花が少ない時期だが、
サザンカだけはあちこちで見られた。


花言葉がイイね~


野外ステージのようなものがあった。


雰囲気の好い道を下って行く。




長いベンチがあった。(笑)


西側登山口が見えてきた。


10:20
西側登山口に到着。
約1時間半の山(街)歩きであった。




登山口を出て、西の方に歩いていると、
こんな看板があった。


約4万本の樹木と、
そこに集まってくる鳥たち。
多くの生命に包まれて、
心癒されるひとときを過ごすことができた。
福岡天神に来たときには、
皆さんも、ぜひ~


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