一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

御船山 ……満開の「御船が丘梅林」を抜けて、好展望の岩峰へ……

2013年03月07日 | その他・佐賀県の山
先日、長女が子供を連れて遊びに来たとき、
みんなでTVを観ていたら、
いま話題のCMが始まった。
「いつ買うか? 今でしょ!」
という、あれ。


私がそのモノマネをすると、(オイオイ)
もうすぐ5歳になる孫(長女の長男)にバカウケ。
それ以来、
「あれやって、あれやって」
と、うるさい。
「いつご飯を食べるか? 今でしょ!」
「いつトイレに行くか? 今でしょ!」
「いつ服を着替えるか? 今でしょ!」
と、延々とやらなければならなくなった。(爆)

その倣いで言えば、
「いつ御船山に登るか?」
と問われれば、
「今でしょ!」
と、私は答えたい。(なんじゃ、そりゃ)

御船山にいつかは登りたいと思っている人は多いと思う。
武雄周辺を通るたびに、
あの特異な形をした山に関心を寄せ、
〈いつかきっと……〉
と思っていたアナタ、
御船山は、今まさに、「今でしょ!」状態なのだ。
そう、麓の「御船が丘梅林」が満開なのである。

「御船が丘梅林」が満開という情報を得ていたし、
武雄に行く用事もあったので、
今日は、御船山に登ることにした。


御船山には何度も登っているが、
最近は登っていなかった。
調べてみると、
2009年3月12日に、
そよかぜさん、hirokoさん、クラッカーさん、bambooさんと一緒に登って以来、
4年もの間、登っていなかった。
で、今日、久しぶりに登ってきた。

武雄市立図書館の横に、広い駐車場がある。
そこに車を駐め、出発。


「御船が丘梅林」の中へ入っていく。
今日は、デイパック。


素晴らしい!


いろんな梅が咲いている。



登山口までずっと梅の花を見ながら歩いていける。


年を重ねるにつれ、梅の花の良さが解るようになってきた。


梅の香に酔う。


登山口に着いた。
ここから登り始める。


案内板に、誰でも登れるように書いてあるが、
観光に来たような服装と靴で登るのはどうかと思う。
距離は短いけれど、かなりの急坂なのだ。
2011年には、滑落事故が起きている。
それなりの服装、靴、装備で登られることをお勧めする。


鳥居をくぐって、石段を登ると、


稲荷神社の社がある。


ここから先あたりから、急坂となる。


岩に根をはる木々が多くなり、
ちょっと黒髪山のような雰囲気。


やがて、尾根の鞍部に着く。
この周辺には大きな木が見られる。
ここから左へ。


岩を押さえるように張りめぐらされているフェンスの左側を登っていく。


突き当たりを左へ。


ここを登りきると、


山頂に到着。


山頂には、四等三角点がある。


ここからの眺めは最高。


市街地に近い山なのに、
意外なことに、重なり合う山々が見える。


九州オルレ(武雄コース)を歩いたとき、
山岳コースで通った展望所が見えた。


ズームアップで撮ると、ほら。


展望所の方から見るとこんな感じ。


向こうから御船山を見ると、こういう風に見える。
あの尖った岩のテッペンに私はいるのだ。


足許に注意しながらゆっくり下山。
登山口に戻ってきた。


しばらく「御船が丘梅林」の中を散歩。
高台からの眺め。


春霞のよう。


御船山と梅の花は、よく似合う。


臥龍梅もあったんだ。




梅林の中の散歩道は、なかなか素敵。


まだ蕾もあったので、今週の土曜・日曜までは楽しめると思う。
入口で、この犬が待ってるかも……(笑)

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