一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

朝駆け「天山」 ……くじゅう、阿蘇の大展望と、佐賀平野に浮かぶバルーン……

2019年11月01日 | 天山・彦岳
今日(11月1日)は、
私の好きな小松菜奈が出演している映画『閉鎖病棟 それぞれの朝』と、
原作を読んで感動した(これまた私の好きな石田ゆり子が出演している)『マチネの終わりに』の公開日で、
どちらも公開初日に見たくて休みを取った。(コラコラ)
イオンシネマ佐賀大和の上映スケジュールを調べると、
『閉鎖病棟 それぞれの朝』9:20~11:30
『マチネの終わりに』12:25~14:40
という具合に2本続けて見ることができそう。
さすがに、
〈山へは行けないかな?〉
と思うが、
〈朝駆け登山ならできるかも……〉
と思い直した。(笑)

今日の佐賀県の“日の出時刻”は、6時37分。
朝早くに起き出して、天山へ向かい、
日の出時刻20分前に天山山頂に着いた。


ところが稜線はガスっていて、


展望はイマイチ。
阿蘇も、


くじゅうも、
ぼんやりとしか見えない。


御来光は無理か……と思い始めたとき、


ガスが流れ始めた。


こちらは阿蘇方面。


釈迦の涅槃像がはっきり判る。
左端に見えるのが祖母山。


くじゅう連山もはっきり見える。


この辺りから太陽が顔を出しそうだ。


こちらは由布岳。


東峰と西峰の2つのピークが見てとれる。


明るくなってきた。


6:37
キタ~


やはり、くじゅう連山の横からだ。


素晴らしい夜明けだ。


くじゅう連山も、


阿蘇や祖母山も、


由布岳も、


英彦山も、
一層、輪郭をくっきりさせている。


雲仙や、


多良山系の山々は、
さながら雲の海に浮かぶ島々のようだ。


稜線散歩に出かける。


サルトリイバラの赤い実や、


花期を終えたタンナトリカブトや、


終盤を迎えているヒメアザミや、


リンドウに朝陽が当り、輝く。


いいね~


ホソバノヤマハハコは今年も楽しませてくれた。


秋の花が終わると、
花を目的の登山者は天山に来なくなるので、
静かな天山に戻る。
私だけの天山になる。


いつもの場所で、


こんな風景を見ながら、
モーニングコーヒー。


本日の「天山壁」。


今日は、これから映画館へ向かう。


山を下りてくると、
佐賀平野にバルーンがたくさん浮かんでいた。


昨日(10月31日)から「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開催されているのだった。


今日も一日の王になれそうだよ~


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