一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鬼ノ鼻山・西渓公園 ……すぐ近くの山で“花”と“展望”と“紅葉”を楽しむ……

2018年11月14日 | 鬼ノ鼻山・聖岳


今日は、久しぶりに、裏山である鬼ノ鼻山に登ろうと思う。
標高の高い山では、秋の花が終わりを迎え、ほとんど姿を消してしまった。
だが、標高の低い里山には、里の花が案外多く咲いている。
珍しい花はないが、花の少ない時期だからこそ、ありふれた花でも貴重なのだ。

鬼ノ鼻山の麓のこの辺りでは、なんと、


ホトケノザや、


ナズナや、


菜の花が、もう咲いていた。


ゆっくり歩いて行く。


オドリコソウや、


アワコガネギクや、


キツネノゴマや、


ツワブキの花も咲いている。


天ヶ瀬ダムに到着。


ここから見る天山がカッコイイ。


秋の色を見つけながら登って行く。






ヒヨドリバナや、


ヤマハッカや、


ヒメアザミも咲いている。
嬉しい。


途中で見た天山があまりに美しくて、パチリ。


「憩いの森」に到着。


素敵な林の中を歩いて行く。


見上げると、黄葉。


アキノキリンソウや、


センボンヤリを見ながら、


“鬼の展望所”へ。


ここからの眺めが素晴らしかった。
右が天山、左が作礼山。


天山。


作礼山。


こちらは、黒髪山系の山々。


いったん下って、登り返す。


鬼ノ鼻山山頂(435m)に到着。


山頂の周囲の木々の背が伸びて、
展望がイマイチなので、“鬼のテラス”へ移動する。


だが、ここには先客がいてランチしていたので、
写真だけ撮って、


先へ進む。


“みはらしの丘”からの展望。


縦走路の両側にはサザンカの木があるのだが、
早くも咲き始めており、


中には満開の木もあった。


いいね~


この後、鬼ノ鼻山の“秘密の散歩道”へ。


鬼ノ鼻山にも、天山や作礼山に負けないほどの“紅葉”があるのだ。


遠くの山へ行かずとも、
近くの山でこれだけの紅葉を見ることができるのだ。


嬉しい。


サイヨウシャジンや、


ヤマハッカや、


センボンヤリや、




フユノハナワラビも見ることができた。


この鬼ノ鼻山には、
サケバヒヨドリや、


ツワブキの花の群生地があり、


ことに、ツワブキの花の群生は見事の一言。


この後、麓にある西渓公園へ立ち寄る。
好い具合に色づいているようだ。


園内を散策する。




丘の上に登って行く。


美しき紅葉。




丘の上からの眺め。


西渓公園の隣にある多久神社へ立ち寄る。


ここからも見る紅葉も見事であった。
今日も「一日の王」になれました~

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